忍者ブログ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
リンク
カテゴリー
最新コメント
[02/12 立川けいヱもん]
[10/16 セネ]
[10/09 立川けいヱもん]
[10/09 かんりにん]
[10/09 かんりにん]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ハヤシ田さん
性別:
非公開
自己紹介:
都内某所在住の一応プロ志望のポンチ絵描き、時々 駄文書きの自称ヌルヲタの雌。
昨今の俺的癒し方法は、主にニコ動で懐かしアニメを観る&そこに投稿された素直でポジティブな感想コメントを読む事。

バーコード
RSS
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
アクセス解析
カウンター
管理人が好き勝手にハシャいでみたり吼えてみたり嘆いてみたりするような生半可ブログ。
PAGE | 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 | ADMIN | WRITE
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 '05年2/9の映画日記。


先週、TVで『CUBE 2』をやっていたので観る。 『1』は公開当時に劇場で観たものの、『2』は見逃したっきりだった。なぜ見逃したかというと、上映館が『1』同様 単館だったのはともかくソコが私の苦手な六本木だったから(なので、てゆうか「見送った」)。
けっ、そんなスカした場所まで誰が出向くかッつーの(←別にひがんでない)

まーとにかく本編だが、前作はカナダ製の新鋭監督の手による低予算ながらも創意工夫を凝らした 割とまァ上質なスリラーだったのに対し、今回は製作陣がアメリカへ渡り 予算も増えた。
あぁ、そ、それはァ~…! ヒット作に一番危惧されがちな、2作目不作ジンクス 王道パターン(´д`;)
のっけからCGをバシバシ無意味に使ったOPに、いきなり萎えた。 ったく、オメーらハリウッドって奴ぁ…金かけるっつッたら何でもCGなのかっ!?;
大体の構成は『1』を踏襲しているものの、今回は拘留?ボックスである件の謎の立方体=「CUBE」、つまり「縦・横・高さ」の三次元世界にもう1つ「時間」の要素を加えた いわゆる「四次元」の世界にしてしまった為、CUBE内の様々なトラップが複雑化されたと同時にストーリー展開までもが複雑化してしまってた感があったよーな気が;
ただ単にCUBE内が平行世界と化す分にはまだしも(それも余り活かせてたとは思えなかったけど;)、時間の速度までもが自在?な世界ってえのは、何だか予算に余裕があるからCGで面白効果を見せつけちゃろー☆的な安易な蛇足的発想によるコジツケ設定のように思えるのは、私がヒネくれているからですろうか(・ω・`)トラップとしても無意味すぎ。
スリラーは小手先の技術に走るより、アイディア勝負であるべきだと思うのだがなぁ~。
『2』ではCUBEの謎が明かされる?というので最後まで期待して観てたのに、
なんか結局 「引き」で終わってるし;(やる気なのか、『3』…!? orz)考えオチとか そーいうのは嫌いじゃないけど、若干の姑息感が付きまとうのも事実。 カネかけて凝り過ぎて自滅のパターン…ああ、それって何だか『マトリックス』(苦笑;)
その心は、「どちらも『1』だけで終わってれば(まだ)良かったのに…
…お粗末(´д`;)。

新作映画では、『ターミナル』を観に行った。
母国を突如 クーデターで失い無国籍扱いとなり、JFK空港内にて「入国不許可」にされた男の話。
日頃 国際意識や民族意識に今いち欠ける(たぶん)大部分の現代日本人にとっては馴染みにくい題材だと思われるが、個人的にこーいう題材はとても興味深かった。
幼い頃 TVで観た映画『日本沈没』@小松左京のラストシーン・最終的に日本は事実上「無く」なり、「日本」人であった人々は世界各国へと散り散りに去っていくのを観てトラウマ並の衝撃を受けたのを思い出す。
海外旅行へ行くといつも改めて感じ入るが、忘れがちだが実は自分達は、「国」という名の大きなカゴに守られている存在なのだよなァ。
そして思わぬ時に 「法」に翻弄される、案外?か弱い存在でもあるのだな。

主人公・ビクターは国籍を失い持参の母国の通貨も無効になってしまったお陰で、空港内で文字どおり無一文の「故郷(ホーム)レス」生活を余儀なくされる。 それでも彼は何とか必死に工夫を凝らし、入国許可が下りる時を待ち続ける。 その様子が敢えてコミカルに描かれているのは解るのだが、私としては彼の状況が余りにシビア過ぎて、アンマリ笑えなかった…;
どこか飄々としながらも健気なその姿に、もう終始「あぁ、もお;…頑張れ、頑張れよビクターっ!!」そんな感じ。
とは言えそんなビクター自身も、東欧からはるばるNYを目指してきた割には英語、余りにも解らなさすぎですからっっ!!
天然英語ワカラン人な私でも、彼よりかは もーちょい解るぞ(喋れないが;)。
ていうかブッチャケ、日本以外の諸外国人なら、例え発音とかに癖が出ても ほぼ絶対 もっと英語マスターできてる筈だと思うのだが…??
諸アジア&東欧人種が、如何にアメリカ人に偏見を持たれてるかが よく解る例(笑) や、多少はワザト 皮肉も混じってるのかもだが。
主役 トム・ハンクスのアドリブとおぼしきインチキ東欧語っぷりには、かなり爆笑(笑)

正直いえばテーマは面白い隙間を突いてるし、多sy…イヤ、かなり出来過ぎとはいえ、私は泣けなかったが まァ一応 心温まる物語ではあったものの
(良くも悪くもアメリカ的といおうか…イヤ、好きだけど;)、山場や「この辺で終わっても良いのになァ」と思えるシーンが複数あったので、まとまりには今イチ欠けた感もあり、物足りなさが残るというか、ちょっと惜しい。
9か月も空港内にいたという割には、その時間の経過が私には感じられなかった。
24』のように、一定期間に集中させた連続TVドラマにした方が
向いてる題材なような気がする(..)いっそTV版も作ってくれないかなぁ~。
とは言え妙に細かい処にまで気が使われている(空港の巨大セット等)ので、実はもう1回くらいは観に行っても良いカナとかも思ってたり…(笑;)

あーでも、『CUBE2』も『ターミナル』も、あんな広い意味での危機的状況でロマンス要素は要らないって。 絶 対 。(例え「華」は減ったとしてもナー)

PR
Comments
Name

Subject

Mail

Web

Pass
Comment


Trackbacks
TRACKBACK URL :
忍者ブログ | [PR]

(C)青春☆Up&Down ブログ管理者 ハヤシ田さん
Blog Skin by TABLE E.NO.CH