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ハヤシ田さん
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自己紹介:
都内某所在住の一応プロ志望のポンチ絵描き、時々 駄文書きの自称ヌルヲタの雌。
昨今の俺的癒し方法は、主にニコ動で懐かしアニメを観る&そこに投稿された素直でポジティブな感想コメントを読む事。

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 '05年8/24の映画感想。


 ・『鉄人28号

昭和マンガ黎明期のロボット物の魅力を全く解っていない、悪夢の実写版脱力『鉄人』。
仮にも巨大ロボット活劇で売りたかったのだろうに、本編のCGロボット達よりもEDで流れた原作の鉄人やブラックオックスの静止画の方が数百倍の迫力に溢れていた現実が、この作品の最大の失敗点を物語っていたという皮肉。
同じくらい ある意味「悪魔(オニ)っ子」的作品だった実写版デビルマンとの唯一の違い=小さな救いは、人間ドラマパートだけならそれなりに「観れた」という部分だけ
全く怪獣が現れない「怪獣」映画・大怪獣 東京に現るという非常に演劇的な映画があるのだが、人間ドラマだけ描きたい(描けない)のなら、最初からそーいう風に演出しても良かったのでは?(※『大怪獣…』は面白い映画デス)

ちなみに、かのLotR3部作で名を馳せたピーター・ジャクソン監督によるリメイク版キングコング』での、キングコングが摩天楼を荒らし回るシーンは人間目線からのアオリ構図が取られていた。
流石は世界級オタク監督、ちゃんと解っているなァと思った。
'30~'50年代頃ならともかく、この高層ビルが立ち並びまくる21世紀の世に於いて鉄人やキングコングの活躍を描くのに、この実写版平成『鉄人』のように(リアルスケールのままで、現代を舞台にして迫力を出したいのなら)うんと上空からの俯瞰で撮るなんて愚の骨頂としか思えない
あのー鉄人もブラックオックスも、完全にビルに埋まって小っちゃく見えるんですけど(迫力Neeee
ていうかPJ監督、今度はヤセ過ぎ。(゜▽゜|||;)

・『ブリジット・ジョーンズの日記2
一応、過去に『1』も観ていた。
原作本も映画も働くオトナの女性達の間では大ベストセラーのヒット作だが、正直 個人的には『1』でもこの『2』でも、主人公のブリジットに全く共感できなかった…
だって私が男だったら、ブリジットみたいな女とは絶対に付き合えないと思ったから(爆)ある意味 同族嫌悪的な部分も否めないが、コメディとしての誇張もあるとはいえブリジットみたいな天才的に粗忽な女、ぶっちゃけウザス。
恋人(エリート弁護士*)の仕事中、真っ昼間っから電話でエロトークをフる女(しかもそれが取引先との会議中で、電話は会議室内で公開される!)なんて俺ならその場で別れる、つか恋人役のコリン・ファース、素でカッコエ過ぎるンで私と付き合ってくだs(ry
何でこれがあんなに世界的にヒットするのか私には到底解らなかったが、もし『3』も公開されたら、また観に行きそうな自分が怖い…無論、コリン・ファースだけを観に(爆)。

・『阿修羅城の瞳
素晴らしい! ブラーヴォ、やっぱり自分 伝奇モノ萌えーーーッ!!*
滝田監督、前の陰陽師2がダメダメだったからどうなる事かと心配したが、全然、全然良かった。
やっぱりキャストつうかヒロインの演技力が大事な訳やね(・∀・)宮沢りえが(昔のヘタさを全然感じさせないほど「成長」し…つ▽T)*
とにかくエロかわ美しいっ!*
市川染五郎も、この作品で初めて「色っぽカッコエエ!!*」と感じられた。
悪役の樋口可南子も妖艶、同じく渡部篤郎もカコエエーーーッッ
女は艶やかな仕草、男は程よい野性味が色気のキモなのだな、と再確認。
原作(戯曲)である劇団☆新感線の舞台は長年憧れつつも未だ観た事はないが、果たして舞台では山場のシーンはどのように処理してあるのか、気になった。
アノ場面、台詞もシチュも相当にエロいですぜ…!!;(エロばっかなのか、俺は
あとこれを観た頃、ちょうど菅野よう子の楽曲が「既成音楽のイイとこ盗り」だと気づいて(例を挙げだすとキリがないので却下)ちょっと飽きつつあったのだが、コレの音楽を聴いて ちょっとだけスイマセンしたっ!!;…とも思った(・ω・`)音楽もヨカタ。

・『コンスタンティン
ハヤシ田大好物テーマの1つである、典型的な「エクソシスト物」もしくは「カソリックvs悪魔物」。 予想よりも幾分 鮮度の薄い演出ではあったが、現代アメリカ人からすれば そこそこ画期的な作品なのかも知れない。
日本のオタク界ではとっくの昔から「天使(神)もである」的な図式の漫画等が腐るほどまかり通っているが、少なくとも私が知っている限りの そんな米国作品は、せいぜいSPAWNくらいしか知らない。
逆に、果たして日本人の一般客にどれだけ「硫黄臭い」の意味が通じてるかもギモン(^ ^;)
ただ、主人公・コンスタンティンの、主人公らしからぬヤル気のなさはカナリいい!(笑)個人的には、マトリックスのネオより好み。
クライマックスで、偉大なる悪魔の帝王ルシファーに中指立てる姿は痛快すぎた。 天使ガブリエルを、ちゃんと中性的な女優(←あッ)に演らせていたのもオタ的にポイント高し*
VFXではない「人外」の描き方は、かなり私好みの上品な演出だった。 GJ!
どうでもいいけど、スタッフの多くがスパニッシュ系だったせいもあるかもだが、それにしてもコレにしろエンド・オブ・デイズとかにしろ、
近年の米国産のエクソシズム映画での悪魔役って*何でほとんどがスパニッシュなの??
(※後日談…寧ろスパニッシュ系の人々には敬虔なカソリック信者が多いそーで…=つまりスタッフ自体がソレだから、自然 そうなってしまうって事、らしい?)

あとコレもまぁどーでもいいっちゃ良いのだが、コンスタンティンが地獄の世界を垣間みる時の演出、あれどー観てもLotRでの指輪着けた時のアレ まんまスね('д`)

・『オペラ座の怪人
まぁ元々、賛否両論との巷の噂を耳にしてからの遅い鑑賞ではあったのだが…(当たり前?だが)音楽と雰囲気は良い。 格段に良い、つうかバリ好み。
物語は回想形式で展開され、垣間に挟まれる現代の方を静かなモノクロで表す手法も好みだった。 無論、過去の方はイメージどおりの絢爛豪華さで彩られる。
…ただ。 ミュージカルを踏襲しているせいか、演出が野暮なのか、いかんせんどうも主要人物達が軽い…ストーリーの大筋はとっくに既知なのに、そう思えた;。 
主人公のファントム、本来ならその悲壮で謎めいた設定自体が既に私のツボなのに、この劇中では単なるどうしようもない激情型自己中引きこもり青年と化していた|||orz
いくら外界との接触がほぼ皆無だからって、いい歳こいた男の癖に仮にも自分が惚れた女を自分の身勝手な感情1つで振り回すなんて素で最低、つか神経疑う(ファントムファンに殺されそう
反面 ヒロインのクリスティーヌも、あんた尻軽すぎですからっ!  つか普通に酷い女だな…
最終的に顔(と地位)を取ったブランド女の典型というか、女としての器の小ささが超・浮き彫り
観ていて私が最も哀れに感じてしまったのは、クリスティーヌがファントムを捨てて焦がれたもう一方の男である子爵(名前忘れた…)の方だった。
子爵様、アンタが多分、最もエエ人や…(つдT;)つか奇人2人に振り回されっぱなしなのが哀れ。

・『タナカヒロシのすべて
昭和が生んでしまった異端のアナーキーピン芸人・鳥肌 実の初主演映画である。
彼の芸風は非常に観る人を選ぶタイプの代物だが、彼にはこういう平々凡々とした役が最も似合うはずだと常々思っていたので、このキャスティングはベスト過ぎた(笑)。
物語としてはまァ基本的に、これといった特徴もないのが特徴の平凡な男に
突如数々の人生の転機的不幸な事件が起きるのだが、それらを淡々と見つめる
人生苦もありゃ楽もあるさ的な内容(こーいうのも嫌いじゃない)。
ある種のブラックジョーク物な訳だが、正直その不幸の数々というのが結構リアルすぎて、私には痛々しくてアンマリ笑えなかった…;orz
それらの不幸にもめげず、淡々と事件を受け入れて生き続けるヒロシ=鳥肌の姿がただひたすら可愛い 主にそれだけ(笑)。
主役も超・どマイナー芸人、単館上映で殆ど宣伝も打ってなかった筈なのに、妙にゲスト出演陣が豪華だったのは何故?(監督の人脈??;

・『真夜中の弥次さん喜多さん
 も   お   最   ッ   高   !!!
ハッキリ言って私はクドカン脚本にハマれた事は殆ど無かったのだが、今回は監督も兼ねていたせいか、ハジケっぷりが段違いだった。
しりあがり寿は昔は好きだったが、この『やじきた』以降の作品でのダウナーっぽさも苦手だったので(※そもそもハヤシ田は基本的にクスリ系の話が生理的にニガテ;)その辺も秘かに危惧していた。
巷がやたらとクドカンクドカンともてはやしているのも嫌いだったので、最後まで観るのを迷っていた。
ところがどっこい こんな風に処理されるとは思いもよらなかった、
これは私が思う「クドカン演出のダメさ」が逆に功を奏したのだと思える。
クライマックスの方では正直、ちょっと素で感動してしまったくらいだ;。
一部の本物のゲイの人達の間では「ホモ」という言葉は差別用語だとする向きがあるそうだが、ここまで堂々と明るくラブラブにだって俺達、ホモだもん♪と言われた日にゃあ、きっと笑って許してもらえるんじゃないだろうか? …等と、何だかつい余計な事まで考えてしまった(笑;)
※ちなみに当方、自身はヘテロだがゲイ&ビアンの方々への偏見は一切ござんせん…つか進んでゲイ&レズビアン映画祭とか行っちゃう人だったり。<まだ1度だけだが;
とにかく全編 オールザットハッピー&ラブ&ピース*、あとヤク中トリップラリルレロ(笑)何となくこれはカップルで観るべき映画だな、とも思えた。
(俺もお伊勢参りに行きTeeeee!)

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