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都内某所在住の一応プロ志望のポンチ絵描き、時々 駄文書きの自称ヌルヲタの雌。
昨今の俺的癒し方法は、主にニコ動で懐かしアニメを観る&そこに投稿された素直でポジティブな感想コメントを読む事。

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という訳で早速 適当な記事をデッチ上げるに安易に映画感想なぞをば
(まだ昨年観た分の感想 半分ほどもupしきれてないくせに)

今年最初に私が観に行った映画は、『ベオウルフ』と『ミッドナイトイーグル』の2本だった。
…我ながら何その無駄な男臭さ(ノ∀`)

・『ベオウルフ』
俺的萌え俳優であるジョン・マルコヴィッチとアンソニー・ホプキンスの競演&
フルCGながらもジョリ姐のエロさを確認しに観に行ったとゆうのが主な動機(爆)

アオリでポスト『300』的な事を謳われていたものの、
皮肉な話、一応史実が元となっている実写映画の『300』よりも、
このフル3DCGアニメ映画の方が余程 リアルに思える物語となっていた。
『300』に出て来る戦士達が余りにもファンタジックなまでに理想化された、
まさに絵に描いたようにロマンチックな「男」像だったのに対し、本作では
主人公である英雄・ベオウルフを始めとする一切の男達が
あらゆる「欲」にまみれた、画だけでなく内面まで生々しい「人間」として描かれていたからだと思う。
その姿はあらゆる意味で滑稽で、かつ哀しい。
浅学ながらこのような伝承がある事を映画化されるまで知らなかったのだが、
Wikiによればどうもこの映画は元の伝承とは大分 改変がされているようだったが、
人間は何年何百年経とうが、例え英雄であっても所詮「人間」でしかないという事を考えさせられる、
はっきり言って『300』なんかよりも深い物語に仕上がっていると感じた。

内容はもう冒頭から粗野で下品のオンパレード(苦笑)、
そして怪物の姿や戦闘シーンでのグロさが笑えるほど半端ない、
これは間違いなく箱○のZ指定洋ゲーとしか(ry
とにかく全体的に生臭い、美麗フルCGだっつーのにも関わらず(笑)
いい意味でのツッコミ所も満載で思わず脳内でニコ厨的なコメント再生しながら観てしまっていた(笑)が、
怒濤のように終盤へ近づくに連れ、徐々にそんなツッコミも入れず純粋に没頭していった。
戦闘シーンの構図は中々面白い凝ったものが多く、そこはフルCG映画の醍醐味と思えたのと、
特にクライマックスではベオウルフがとんでもない決着の着け方をしやがり(めっちゃヒント:無印『SAW』…)、
あんな演出も実写でやるのは難しいだろうなぁと思った。
てかこのスタッフ、どう考えてもグロ展開をしたくてフルCGアニメ作ったようにしか(ry

ちなみに私は今まで、フル3DCGアニメ映画というと
ピクサー製作のものしか観た事がなかったので、
本作のようにわざわざ本物の俳優をモデリングした作品を作る意味が不可解だったのだが、
本作を実際に観てみて思うに、誰が見ても「それ」と解る人物(俳優)の顔を使わないと
その技術力の高さが一般には伝わりにくいからなんじゃなかろーか(あくまで素人的推測だけども…)
実際、本作のリアリティには本当に驚かされた。
でも逆に、ピクサーのようなデフォルメされた絵柄の方が却って3DCGならではの「粗」が隠せそうだとも思えた。
リアルな絵柄だと、いちど些細な違和感を覚えると、ずっと気になってしまう…
普通の静かな仕草なら本当に自然そのものだったが、
走る動作の重心の移動とかには、まだ少々 ゲームっぽい「軽さ」を感じてしまった。
あと本作を観て初めて気がついたが、人間って手・腕にも「重み」があるものなのね。
3DCGだと、どうもまだ手も「軽い」。 その辺が今後の課題なのかもなぁ…。

しかし他の方のレビュー記事で、本作の評価が随分低めな事に少々驚いた。
何だ、「話がありきたり」だの「やっぱりCGはダメだ、実写がいい」だのってのは、大の大人が。
そもそも伝承が元の映画で最初からそれも謳われてあって、一体これ以上どんな超展開を期待してるというのか&
最初からフルCGを売りとしている映画なんだから文句を言うなら

じ  ゃ  あ  観  ん  な 

=================================

・『ミッドナイトイーグル』
あー、もうね、私、こういう硬派な邦画をずッと観たかったの、近年。
これもまた、上記作品とはまた違った側面で男臭い映画だった
(こっちの方が、幾分 ロマンチックなきらいもあったが…)
某・*北の国からとおぼしき(※作中では名言されず)工作員らとの戦争シミュ的な活劇でもあり、
戦争による心の傷を負った孤独な男が戦いを通して再生する物語でもあった。

単なるテロ物で済まさず、主人公の内面にも迫る内容は新鮮に思えた。
画面は全体的に地味なのに2時間半という上映時間は一見 冗長なようにも思えたが、
その分 ものの描写が割と丁寧で、感情移入はしやすかったと思う。
私の2つ席の空いた横で上映半分も経たないうちにイビキかいてたおっさんは
北の兵に狙撃されていいお。
しかし、米軍とかはモロに名前出されてしかも批判的な扱いなのに、
北の方はズバリと名前を出さないのは何故なんだろう…?

リアルかリアルでないかと言えば どちらかと言えばリアルではないな、と思える部分が結構ありはしたが、
俺的には最後まで変な色恋展開に走らず硬派に徹したのは大いに評価したい
(若干のお涙頂戴は〜……これは、もう今の邦画界では仕様がないのかなァ…?;;)
特に、総理役の藤 竜也のカッコ良さは尋常ではなかった。
何せキめる時にはキめる、なかなか肝の座った理想的な総理でありながら、
普段は敬語遣いなのに一度だけ、主人公の幼い息子に謝る時だけ、
恐らく総理の素なのであろう「関西弁のおっちゃん」として優しく話しかけるのだ…
うわんもう、そんなギャップ技 出されたらマジ惚れる、反則過ぎる!(爆)
本作に出た俳優陣は、いずれもいい仕事を選んだと思う。
ところで余談だが、本作で初めて雪山仕様の迷彩&武装というものを知った。
なにあれプレデターみたいやん! 全身真っ白でカコイイ! 萌えた!!(笑)
だがしかしそれでも以下からはツッコミ(※ネタバレ注意








・主人公はあちこちの戦地を長年飛び回った戦場カメラマンだったくせに、
いちど目の前で子供が1人爆死した程度で
なぜ今更 心に傷を負うのか理解不能だったというか、若干の違和感を覚えた。
生の戦場を見続けた人間なら逆に、もっと人の生死に対してドライになるものではないのか?
(無論、かといって冷血な人間になるという意味ではないが;)
あげく「この国(日本)には戦争なんかあっちゃいけない」的な発言をするなど、余りにも生温すぎるように思えた…
とても、自身も戦地をサバイブしてきた人間とは思えない。
・雪山にて何度かある銃撃戦シーン、1度目ではちゃんと銃撃があったすぐに雪崩が起きたのに
それ以降は全然雪崩が起きないフシギ。
・ってか、雪山で銃撃戦って命知らずにも程があるだろ…!!;;;
・で、実際の話、自衛隊員って技術的にはともかく
いざ実戦となると本当に人 殺せるのかなー(・ω・`)
・工作員らに拉致された脱走(北)者らを救い出すシーン、
何で敵の注意を引くのに只の道っ端に火ィつけるかな…
向こうは明らかに武装してるプロなんだから、まず敵の足を奪えよ。
要は、相手の車輛の方に火ィつけろよ。 追いつかれた方が危ないだろ。
・恐らく映画的な演出なのだろうが、敵の追手が来たと見せかけて
実は保護しに来た公安だったという展開、
保護しに来たのに何つう紛らわしい来方するんだ;;(四方から囲むとか…)
しかも挨拶する公安の男がいかにも「あっち」の顔立ちなので余計に紛らわしい(苦笑)
・そうでなくても横田基地がどうこう言ってるところに、
死んだ自衛隊員の名前に「横田」とかって紛らわしすぎるんでヤメテ頂きたい><;
・自衛隊員同士の熱い友情はいいけど、仲間1人救い出すのに ほぼ私的な意志で
あろー事か吹雪の中をヘリ何機も飛ばした挙句に
案の定すぐに撤退せざるを得ないとか、国家予算の無駄遣いは勘弁して下さいorz
・(これもまた多分、映画的な演出なんだろうけど…)
ステルスのコクピットにCCDカメラ装備って、そんな無駄なもんが何で付いてるの?
・しかも無線もまともに繋がらないような環境下だったのに、
異様にクリアな映像だったがそのカメラ映像はどうやって送信されてたの?
・で、このステルス機って、爆撃機だよね?
爆撃機って基本、ミサイルを投下する為のものだよね?
ミサイル以外にも 起 爆 装 置 を積んでたって、何???
(それともどこかで、私が作中での設定を聞きそびれているのかも…?;;;)
・ナパーム使用はあの状況では仕方のない、比較的賢明な判断にも思えたが、
雪山でナパームなんか使ったら太平洋側全土は救えても
山下の近隣の人里は間違いなく救えないと思うのだが(ヒント:大雪崩)
・あと、そんなナパーム級の火災が起こったら、幾ら何でも少なくとも近県には
事の一切の隠蔽は不可能だと思うの…(・ω・`)
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追記
かんりにん 2008/01/25 (Fri) 02:13:46 EDIT
『ワールドキャプテン』に次いで、ジョリ姐の「美味しい所 持って行き」っぷりにはつくづく感心(苦笑)&
マルコヴィッチの小悪党っぷりには心洗われた…
あと、ホプキンスの嫌らしい王様っぷりにはいい意味で絶望した(笑)

ことマルコヴィッチは、巨悪のようなのよりサイコパス系とか
こーいうせこいキャラの方が似合うなあ、顔立ち的にも何となく。


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